入れ歯(義歯)の治療とは
歯が抜けた場合にはそれを補うために、ブリッジ、入れ歯、インプラントいう方法があります。
その入れ歯には大きく分けて2種類あります。総入れ歯と部分入れ歯です。入れ歯のメリットは取り外しをして簡単に清掃ができること、修正修理が容易なところです。ぴったりとしたものを作製すれば、慣れてうまく食事をすることができます。
デメリットとしては、やはり粘膜の上に作るので歯に比べると噛みごごちが少々劣ります。また作製にはいわゆる歯科医の腕と頭が大きく左右するところです。それに連携した歯科技工士の腕も必要となり歯科医院選びはかなり重要だと思います。
入れ歯治療の重要ポイント
義歯とはズバリ設計が重要である。力学を考慮しどう力を分散するか、どう噛める状態を作るか。
入れ歯の違和感は動くから感じます。どう動かないように作るのか。それには噛み合わせた時の力を考えてどの方向に力をかけるのか、どの方向に力を逃すのかここを考える必要があります。
入れ歯全体の設計とクラスプと言って歯にかける装置の設計も重要です。
入れ歯治療の順序
- 相談の上最終的な義歯の設計を決めます。
- 歯型をとります。
- 噛み合わせを記録します。
- 最終的な義歯のイメージをしたワックスで作成された義歯をいれてみます。
- 最終的な義歯を完成させます。
- 使用していただき調整を行います。